ENTERTAINMENT

NHK ワンセグ★ふぁんみ

生放送に毎週出演、ラボ生が進めるコーナーも

テレビ番組の制作・生放送の大変さを実感した、『ふぁんみ』出演

毎週土曜日13時、アスタジオから生放送!

『ふぁんみ』とは、ファンミーティングのこと。アイドルグループやアーティストをスタジオに招き、ファンとトークやゲームを楽しむ生放送番組。携帯電話から観ることが出来る“ワンセグ”で配信される。MCは、音楽クリエイターのヒャダイン、歌手の南波志帆が務める。2012年5月12日には“ももいろクローバーZ”、2014年10月4日には『第56回輝く!レコード大賞』人賞を受賞した”SOLIDEMO”が登場するなど、多くの注目を集める番組だ。アスタジオとは、青山学院大学の総合文化政策学部の学生が、ラボ活動をする際に使用する場所。
この1階にある、サテライトスタジオ『NHK@キャンパス』から毎週土曜日生放送される。

ラボ生が進行する「どっち押し」のコーナー

ラボ生が実際にテレビに出演し、MCやゲストとトーク。「どっち押し」コーナーとは、生放送中にワンセグデータ放送で2択のアンケートを実施し、ゲストにやってほしいことを観覧者が投票するもの。生放送の緊張感のなか、ラボ生がコーナーを進める。自分なりに台本を少しアレンジしたり、声のトーンを変えたりしながら、番組作りに貢献。MCの二人やゲストとの絡みも楽しめる。「大好きなアイドルと話せた!」なんて学生も。

“テレビ”で観るだけじゃないテレビ番組

番組に関わり、テレビ制作の流れや生放送の緊張感などを体感することができた。このような普通の学生ができない事を経験したことは、ラボ生の将来の糧となっただろう。将来、テレビ業界や芸能関係で働きたいラボ生にとっては、この『NHK ワンセグ★ふぁんみ』は恵まれた良い機会だった。プロデューサーさんのご好意で、番組の打ち上げに参加させていただいたことも。制作会社の方から出演者、NHKの方などとの貴重な交流の場となった。この番組は、2015年3月で終了する。スマートフォンの普及率が上がるにつれて、ワンセグ放送を受信することができる携帯電話が減少していることも影響している。『NHKワンセグ★ふぁんみ』のように、アーティストとファンの交流を目的とした番組は他にない。人々のテレビ離れが進む現代、このような人々の注目を集める視聴者参加型番組は、もっと増えていくべきだ。