新商品の企画から販売プロモーションまでラボ生がすべて任された?
約8ヵ月に及んだブルボン様とラボ生のビックプロジェクト!!
キャラメリーとは
大手お菓子会社ブルボン株式会社と共同企画して「キャラメリー」を販売した。この「キャラメリー」はウエハースとキャラメルチョコをコラボさせた新感覚のお菓子だ。ラボ生は、このお菓子の味や形状、名前からパッケージにいたるまでの提案とすべてにおいてのプロモーションを行った。
大学から全国へと願いを込められたキャッチコピー
商品には必ずキャッチコピーというものがある。例えば、やめられない、とまらないと言われたら「かっぱえびせん!」とほとんどの人が言うだろう。このようにキャッチコピーは消費者にその商品を印象付ける最良な方法だ。そこでラボ生も一か月かけてブレストし、キャラメリーにもキャッチコピーを作った。それは、
「届けよう、このひとくち。」
キャラメリー応援隊としてラボ生から他大学へこのひとくちを届け、そこから一般の人へ届けようという気持ちを込めたキャッチコピーである。このほかにキャッチコピー約100案の中から、1チーム対1チームで自分が選んだキャッチコピーがなぜ良いのかディベートし、周りの聴衆者が勝敗を決めていくというトーナメント戦でこのキャッチコピーを決定した。自分の意見をより簡潔にかつ相手の心に響くように強調したりする学びもできた。
購買意欲を掻き立てる私たちの試み
また、キャラメリーを学食や購買とコラボさせることで認知をUPしようと考えた。学食では、キャラメリーを使ったスイーツ、例えばパフェやクレープなどを考え試作し、最もキャラメリーの味が分かっておいしいと感じるものに絞った。結果……キャラメリープリン、パフェ、ソフトクリームを期間限定で販売することに!特にアイスクリームは大好評だった。
購買では、ワゴンを使ってキャラメリーを販売!ワゴンまるまる一つを使って販売できるなんて、なかなかないチャンスであるとラボ生は案を出しては却下と苦悩の日々が続き……最終的にキャラメリスというキャラメリーを応援するキャラクターを考案し、それを工作用紙から作成することに!キャラメリーをすべてキャラメリスの中にいれてキャラメリーを謎に包ませよう!と考えたが、ワゴンに実際キャラメリスを設置してみると…
あれれ?ワゴンがどうも寂しい。この経験からワゴン全体を派手にし、とにかく色と量の多さでアピールする方が興味を引きやすいことに気が付く。作成過程で随時変更していき、より良いものを作成していった。ワゴンでの販売は10月と12月2回行った。
SNSを使用する上で重要なこととは?
答えは、コンテンツ内容。
それはプロジェクトを通して学んだのである。Facebook、Twitterのアカウントを作っても上質なみんなが見て面白いコンテンツでないとフォロワーは増えていかない。そこで私達は、購買でキャラメリーを買ってくれた方をキャラメリーボーイ、ガールとして取材しアップして消費者も楽しめるようなコンテンツを考えた。またキャラメリスでSNSを盛り上げた。キャラメリスが購買をレポートし、FacebookやTwitterではアイコン的役割を果たした。特にTwitterでは、すべてこのキャラメリスがつぶやくということに決め、ラボ生はキャラメリスになりきって呟いた。”今日も…もぐ…頑張ろう…もぐもぐの様に語尾に決まった言葉をつけることでキャラを確立し、楽しく発信していった。
ラボ生の努力の行方は……?
結果、アルフォートなど人気お菓子が1日5つ程の販売数に対して100個販売という実績を残した。その上、全国のローソンで販売された。また、ブルボンの公式Facebookに開発日記をアップ!公式のブルボンLINEでもキャラメリーを全国に配信し、様々なサイトでも話題となった。